VOL26 車高調整とスペーサー 車高短への道 18ゼロクラウンアスリート!

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ワイドトレッドスペーサーとは車とホイールを固定する「ハブ」に取り付けるパーツです。ワイドトレッドと言うだけあって純正時はフェンダーより内側に入ってるホイールを外側に張り出すパーツです。

「ハブ」には「ハブボルト」と呼ばれるホイールを固定するためのボルトが伸びていますが、このボルトにワイドトレッドスペーサーを固定して、ワイドトレッドスペーサーから伸びる「ハブボルト」にホイールを固定します。

簡単に言うと、ハブとホイールの間にワイドトレッドスペーサーを挟み込んだ状態になります。ワイドトレッドスペーサーには10mm.15mm.20mm.25mm〜の厚みがあり、その厚み分ホイールが外側に張り出す事で見た目の雰囲気や走行性能に変化をもたらすパーツです。

ワイドトレッドスペーサーは見た目を向上させるパーツでもあり、ワイドトレッドスペーサーを取り付ける事でホイールが外側に張り出します。

ドレスアップカスタムユーザーは、フェンダーとホイールの面を同じにする「ツライチ」や、フェンダーよりホイールを張り出す「ハミタイ」などのカスタムも人気が高く、見た目を向上させるための手法としても人気です。

ドレスアップカスタムは見た目の向上に注力したものが多く走行性能を犠牲にする場合もありますし、ホイールのはみ出し具合によっては車検に通らないこともありますので、取り付けの際は注意が必要です。

ワイドトレッドスペーサーは走行性能に変化を与えるパーツでもあります。その効果とはどのようなものでしょうか?

ワイドトレッドと言うだけあり、左右ホイールの幅を広げる事で直進安定性が増します。これは足を閉じて立っている時と、足を広げて立っている時の安定感の違いと同じで、幅が広がった事により踏ん張りが効き安定性が向上するんです。

また、旋回性能にも変化があり、幅が広がる事でコーナー進入時はモッタリしたものになりますが、クリッピングポイントからコーナー出口付近では車体が安定する事で修正舵を入れる回数も減り、立ち上がりわ重視のセッティングが好みの方にはおすすめです。

セッティングを施す車両によりますが、公道走行メインの方には、ワイドトレッドによる安定・旋回性の変化は、好印象になるも方も多いと思います。

ワイドトレッドスペーサーを装着する事で左右のタイヤ間の距離が伸びます。

これはサスペンションがテコの原理で動いており、左右の幅が伸びた事で少ない力でサスペンションが動くこととなり、路面のギャップに対する追従性が高まります。また車両の重心が下がる事により安定性も向上するのです。

路面追従性が高まるとは路面とタイヤが密着する事を意味しており、タイヤが路面に対してグリップする時間が増えるので、トラクション向上やサスペンションがしっかり動く事による安定性の向上に繋がります。

ロール(車両横揺れ)の減少
ロールとはコーナー進入の横揺れの事です。車の旋回中は遠心力により曲がる方向の外側のタイヤに荷重がかかります。それと同時に曲がる方向の内側のタイヤは外側と比較して荷重が掛かってないので、路面に対する接地力が弱まります。

ワイドトレッドスペーサーを装着するとロールセンターの位置が高くなり、車体の重心に近づく事で横揺れを軽減させるので、曲がる方向の内側のタイヤにも適度な接地力が加わり、安定したコーナーリングが可能になります。

車両によってはホイールを固定するハブボルトが4本や5本の車両が存在します。

ハブボルトが4本しか無い車両にハブボルトが5本必要なホイールを取り付ける事は出来ませんが、ハブから伸びる4本のボルトにハブボルトが5本付いたワイドトレッドスペーサーを装着する事で、5穴あるホイールを装着する事も可能ですので、好みのデザインホイールを装着したいドレスアップユーザーにはおすすめのカスタムです。

バネ下重量の増加
ワイドトレッドスペーサーはアルミやジュラルミンなど、金属の中でも高剛性で軽量な素材が使われてますが、足元の重量増加は仕方がない事です。

サスペンションより下の重量が増す事は、サスペンションより上の重量が増すよりも走行性能に影響を及ぼします。

この事をバネ下重量の増加と言って、走行性能においてネガティブな材料の一つです。

バネ下重量と聞いてもピンと来ないと思いますが、簡単に説明すると、重いリストバンドを手に巻きつけて移動するよりも、足に巻きつけて移動する方が移動する力やスピード違うことと同じで、足元に重量物を取り付ける事で車の加速や制動に影響があります。

エンジンパワーが大きい車両であれば、体感する影響は大きくないと思いますが、パワーの小さい車両であれば走り出しなどに、かったるさを感じるでしょう。

ハンドリングの悪化
トレッドが広がる事でハンドルからタイヤの位置が離れます。この影響によりハンドル切り始めの反応が鈍くなります。

また、路面の起伏が激しい時は、ハンドルを取られやすくなります。

ワイドトレッドスペーサーは車体から伸びるハブボルトに固定したワイドトレッドスペーサーから伸びるボルトにホイールを固定します。

純正状態であれば、車体から伸びたハブボルトにホイールを固定します。

どちらが剛性強そうですか?明らかに後者が強いですよね。

特にタイヤホイールはエンジンパワーを路面に伝える重要な役目があり、そこに掛かる負荷は大きく、ホイール取り付けはトルクレンチを使って適正トルクで締め上げるなど重要視される整備項目です。

ワイドトレッドスペーサーの厚みが増える程負荷が掛かるので、日常的に増し締めを行い適正管理が必要です。

低品質のワイドトレッドスペーサーの装着や、日常点検を怠ることで、ホイール脱落などの事故が発生したケースもあります。

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